ステンレス製を始めとする様々な製作金物を製造・販売することを生業としてスタートしたホクセイは、創業当初からステンレス製グレーチングをメインで扱っていた訳ではありませんでした。
グレーチングは船舶の床板部で使用されていたのが初めと言われ、それが転じて溝蓋としても使用されるようになったと伝えられています。県下でも少数しか存在しなかったステンレスの溶接技術を、創業者である山下三男が有していたことで、当初は頼まれれば作る程度のものだったそうです。試しにゼネコン・問屋・商社・金物業者にカタログや製品を持って行っても、「製品は美しいが、高いステンレス製品を足では踏めない」と言われ、鳴かず飛ばずの状況が8年ほど続いたある日、突如降って沸いたように売れ始めました。
当時、全国の学校プールで使用されていたある一部の素材の集水桝が、劣化により破損し、それにより集水口に吸い込まれ、児童が溺死するという事故が多発するようになりました。当時の関係者が頭をいため模索した結果、弊社のステンレス製グレーチングに辿り着きました。一部の地域で採用したことから急激に浸透し、一大ステンレスグレーチングブームを引き起こすきっかけとなりました。当時は製作が追いつかず、会社の前に椅子を並べて出来上がるのを多くのお客様が夜遅くまで待っていたということも多々あったそうです。
弊社の商標である「モンキー」ブランドは、霊長類系の神の中でも最も賢いといわれている「猿神」をモチーフとしており、業界において最も誠実で、良質で、安価な製品をどこよりも早くお客様に提供をするという思いを込めて、また創業者である山下三男の干支が申年ということもあり現在のマークが誕生致しました。
タキシードを着てステッキを持っている風は、どんな弊害・迫害を受けてもユーモアと信念を持って人々に勇気・希望を与え続けたチャップリンをモチーフとしております。
2008年5月 山下三男 談より (創業者)
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