2020年7月にオープンしたミヤシタパーク(Miyashita Park)は、渋谷から神宮前まで続く複合商業施設で、屋上に移設された宮下公園にはホクセイのステンレスグレーチングが各所に採用されています。
ミヤシタパークは、東京都渋谷区渋谷から神宮前に所在する低層複合商業施設で、全長約330m。
立体都市公園制度を活用して整備され、施設屋上に移設となった「渋谷区立宮下公園」、その下層に位置するPark-PFI制度を活用して誕生した商業施設「RAYARD MIYASHITA PARK」、および原宿側端部に開業したホテル「sequence MIYASHITA PARK」で構成されています。
渋谷と原宿・表参道の中間地点に位置し、宮下公園には緑がふんだんに施され、都会のオアシス的な存在になっています。
新しく生まれ変わった宮下公園は、ミヤシタパークの屋上に移設され、鉄のツインアーチ構造を持つ緑の天蓋で覆われています。三井不動産と西武造園で構成される宮下公園パートナーズが指定管理者となり、緑地や各施設の維持管理、イベントの企画・誘致などを行っています。
ビーチサッカーのコートに加え、旧宮下公園に存在したスケートボードパーク・ボルダリングウォール・ダンスウォールといった機能を南街区に再構築し、北街区には1,000 m2に及ぶ芝生広場を設置しています。また、災害発生時には、帰宅困難者の一時退避場所となり、さまざまな防災面の課題に対しても官民が連携して機能する施設となっているのも特徴です。
そして、このミヤシタパーク内の各所に、ステンレスグレーチングをはじめとする多数のホクセイ製品が採用されています。都市に求められるさまざまな機能とともに、豊富な緑化資源と相まって、街の景観を創り出すことに一役買っています。
渋谷、原宿、表参道方面にお出掛けの際は、ぜひミヤシタパークにも足を伸ばし、一時の休息を取ってみることをオススメします。